マレーシア海外研修
2023.11.25
【マレーシア海外研修】
中学3年生、高校1,2年生の一部生徒を中心に41名がマレーシアで海外研修を行いました。
 
■ 11/12
ほとんどの生徒にとっては初めての海外。出国検査を済ませて、7時間程度のフライトを終えて入国。
フライト中は機内食をとったり、映画を観たりしながら過ごしました。到着後は一路、バスで首都のKuala Lumpurに向かい、初日のホテルへ。こぎれいなホテルで良くも悪くもアジアンテイストは薄かったですが、ゆっくり休めました。
 
■ 11/13
翌日はSightSeeingの日ですが、一部生徒は早起きして散歩がてら近隣散策に出かけていました。
朝っぱらから屋台は開いていて、雑貨屋さんなども開いていましたが、慣れ親しんだコンビニに入るのが限界でした。日本車はトヨタとホンダがちらほら、全体の4割くらいでしたか。現地のProtonという企業は初めて知りました。ちなみにバイクはYAMAHAという文字をよく見かけました。
さて観光の話。王宮前で記念撮影した後、バツー洞窟へ。なにやらヒンドゥー教のお祭りによる祝日の翌日らしく、大勢の参拝客でごった返しており、通常とは違う祝祭感に包まれていました。思ったより階段が危険で、カメラを構える勇気は出ませんでした。
その後はロイヤルセランゴールすず工場を訪問。こちらのレストランで食事した後、国家記念碑、独立広場(建設中!)、ツインタワーの順に見学。そしてツインタワー下のショッピングモールにて自由行動。ちなみにツインタワーそのものは休館日でした。お土産を買ったりする中で、交換した外貨をはじめて使ってみたり。
この日の夜はスチームボート(Steamboat?)と呼ばれるマレーシアの鍋でした。肉を焼くスペースが中央に突き出ていて、下には乳白色の液体が入っている特殊な容器です。食材はバイキング形式で、それぞれ持ち寄った野菜キノコ海鮮肉類何でもゆでて闇鍋感のある鍋ですが、正直とてもおいしかったです。食でいえば、翌朝のホテルのバイキングも各国や宗教に配慮されていて、とても優雅でした。
 
■11/14
3日目は本来の目的である学校交流です。教育提携校であるマレーシア王立アラムシャー中等教育学校に向かいました。Instagramでも紹介しましたが、私たちはこの日のためにソーラン節等の様々なパフォーマンスを準備してきました。いよいよそれらを披露するときです。
まず学校に着くと、最初に校舎案内をしてもらいました。写真をみてもらうとわかるんですが、校内に猫がいました。そういえばマレーシアでは環境ゆえか、警戒心皆無の猫をいろんなところで見かけました。それが終わるとホールに通されて、最初にセレモニーを行いました。
セレモニーでは学校同士のギフト交換をしたり、相手校の合唱やクイズが披露されたり、そしてこちらから相撲パフォーマンスをしたり……ですが、なんといってもソーラン節。気分が高揚していたこともあるのか、はたしてこれまでにないハイクオリティの踊りを披露できました。そのうち動画にまとめるつもりですが、SASの生徒も一緒に踊ってくれたので、大いに盛り上がって大成功でした。写真は最後の決めポーズのところで、集合写真をとったものです。表情だけですべてが伝わりますね。
その後はPutrajaya周辺にあるピンクモスクと通称呼ばれているモスクに出かけたり、記念碑を観たりしました。ピンクモスクは観光客も大勢いましたが、物静かで、荘厳な雰囲気。とてもきれいなところでした。学校に戻ると、一緒に様々なアクティビティをしました。Batikの色付けをしたり、伝統的な遊びをしたり、一緒にSASのチャントを練習したり。
そんな楽しい時間もすぐに去り、お別れとなりました。最後は校舎前で記念撮影をしたのですが、雲の色にご注目ください。
なんとなくわかると思うのですが、涙のお別れを済ませると、タッチの差でスコールが降り始めました。土砂降りという表現を凌駕するほどの豪雨でしたが、間一髪まぬがれました。その後はレストランで食事を済ませて、再びクアラルンプール国際空港経由で帰国。短いですが思い出たっぷりの研修となりました。
 

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