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毎日ニュースから考える習慣づけを!(NIE Online)

2021年2月10日(水)

本校では緊急事態宣言が発令された年明け以降、短縮授業を実施しております。高校2年は、普段より早く下校できるこの時期に、家庭内でもできる活動をオンラインで行ってまいりました。放課後のオンライン講習、NIE Online、スタディサプリ課題配信などですが、今回はこのうちNIE Onlineについてご紹介します。

NIEとは”Newspaper In Education”=「教育に新聞を」の略で、新聞を通して教育活動を行う運動です。今回の企画はニュースをペーパー(物理的な新聞紙や発信元としての新聞社)にとらわれず、人間が何らかの媒体から時事的な情報を入手すること、と広くとらえています。つまり”News In Education”ですね。そこで小論文対策も兼ねて、毎日、オンライン上の記事のリンクをグループウェアで共有し、スマートフォン等を用いてアンケートフォームに感想を書いてもらうというオンライン型のNIE(学年ではpetit NIEと呼んでいます)を始めました。これは進路活動で重要となる「考える力」「書く力」を身につけることが目的です。(もちろん実際にペンを持って手を動かさないと狭義の作文力は高まりませんが、このような活動でも意見を組み立てたり、文章を構成したりする力は身につきます。)

そもそも、現代の生徒が日常的にふれるニュースの多くはネットニュースです。用いられる媒体はスマートフォンやタブレットです。オンライン上では新聞社も出版社もウェブサイトも区別なく、等しくニュースソースとして扱われています。それらをまとめるアプリケーション(Smart News等の専用アプリに限らず、Yahoo!ニュースやGoogleニュース等のプラットフォーマーが提供するアプリ)の画面は日々ニュースで氾濫状態にあり、そこからレコメンドされたいくつかを選び出すという半受動的な形でしかニュースにふれていない人が多くなっています。NIE Onlineは、これらの実情をふまえて、「日頃からふれるニュースソースの裾野を広げること、質を高めること」を意図してスタートしました。

[アンケートフォームの画面 ニュースソースは様々]

 

多くの記事は文字数が多く、時事の報道に留まらない筆者の意見が述べられたものをチョイスしています。(例   これらを読んで意見を投稿した後、「どのような意見があったか」「どうすればもっと上手に書けたのか」といった視点を教員から毎日フィードバックしています。

 

[結果のフィードバック画面 毎日1,2例を紹介]

 

この繰り返しによって、生徒は毎日少しずつですが、時間をかけてニュースを読んで考える書くという習慣が身についていくはずです。

[アンケートの集計画面 平均14分ほどで回答しています]

 

入試対策としては「考えて書く」ことが上手になれば十分ですが、ねらいはそこに留まりません。このような試みにより、気づいたらニュースに目を通しているというように、自分で情報を入手する「癖」をつけてほしい。卒業後も、ニュースに主体的にふれて意見をまとめるような生活を続けていってもらいたいと思っています。

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